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タオルを足趾で掴む【タオルギャザー】ひざ痛悪化します

ひざは動いてなおす
膝ジム®ニーフィットネス代表の
福山慎吾です。
「足の指でタオルを掴む運動がいい」
って聞いたこと、ありませんか?
実はあの運動
やり方を間違えると
ひざを悪化させることがあるんです。
特に外反母趾の方は要注意です。
タオルを指でギュッと掴むと、
指を丸める筋肉ばかりが
働いてしまいます。
この動きがクセになると
足のアーチ(土踏まずの支え)が
つぶれてしまい、
ひざへの衝撃が
どんどん増えていくんです。
さらに外反母趾の方は、
もともと親指が
内側にねじれているため、
タオルギャザーを続けることで
症状を助長してしまう
ケースもあります。
じゃあ、
どうすればいいかというと――
「握る」よりも「支える」ことを
意識してみてください。
足の裏には、
内側と外側に
“2本のアーチ”があります。
このアーチがしっかり働くと、
ひざの負担がぐっと減るんです。
やり方は簡単です。
足の裏の“くぼみ”を軽く押さえて、
指の腹で床を押すように
動かしてみてください。
立った状態で体を少し前に倒すと、
自然に指が踏ん張ってくる感覚が
出てくるはずです。
この「押す感覚」が
正しい足の使い方なんです。
実際、歩くときに「指を丸める」動きって
ほとんどありません。
大事なのは、
地面を“掴む”じゃなくて“押す”こと。
その違いが、ひざへの負担を
大きく変えてくれます。
足のアーチが整ってくると、
ひざもスッと安定して
歩くときの痛みが
軽くなる方も多いんです。
タオルギャザーは一見シンプルですが、
「誰にでも合う運動」ではありません。
自分の足のタイプに
合った方法を選ぶことが、
ひざを守るいちばんの近道です。
焦らず、自分の身体に合ったペースで。
正しい方法で
一緒に取り戻していきましょうね!
動画でも解説しましたので
ぜひご覧ください。
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