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ひざを曲げたいのに曲がらない…そんな方へ膝が曲がる近道をお伝えします
ひざは動いてなおす
膝ジム®ニーフィットネス代表
の福山慎吾です。
「しゃがみたいのに曲がらないからできない…」
「無理してでも曲げなきゃ、
もうしゃがみ込めない気がする…」
そんなふうに思って、
痛みを我慢しながら
膝を曲げようとしていませんか?
実はその“頑張り方”、
膝を壊してしまうんです。

手術のあとに固くなった人や
長い間しゃがめずに過ごしてきた人ほど、
「もう少し、もう少し」
と体重をかけて頑張ってしまう。
でもその瞬間、
膝の中では圧迫が強くかかって、
炎症が悪化したり
さらに動かなくなってしまうことがあります。
焦る気持ち、本当によくわかります。
「早く元のように動けるようになりたい」
「しゃがめる自分を取り戻したい」
そう思うほど
ひざにも力が入ってしまうんですよね。
でも、ひざは“力”では動きません。
安心で動くんです。
大切なのは、
膝を納得させながら少しずつ曲げていくこと。
体重をかける前に、まずは手で支えて、
「ここまでは大丈夫だな」
と感じる角度まで動かします。
マットやベッドに座って、
膝のすぐ下を両手で支え、
肩の方にゆっくり引き寄せてみてください。
「少し張るな」くらいが目安。
強い痛みはNG。
無理は絶対にしないでくださいね。
慣れてきたら、
手をすねの中間→足首のすぐ上へ。
そのたびに少しずつ角度を深めていきましょう。
太ももが張ってきたな…と思えたら、それでOK。
「今日はここまででいいや」くらいの
気持ちがちょうどいいんです。
つま先は少し内向き、
膝が外に流れないように意識してみてください。
この“ちょっとした意識”が
関節の中を守ってくれます。
遠回りに感じても、実はそれが最短ルート。
焦ってグイッと曲げるよりも、
手で支えながら、ひざと“会話”してあげること。
膝はちゃんと聞いています。
「もう怖くないよ」って
優しく動かしてあげると、
少しずつ、動ける範囲が広がっていくんです。
一人で悩まず、焦らず、諦めず、
それぞれのペースで進んでいきましょうね。
動画でも解説しましたので
ぜひご覧ください。
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